ドラムを知らむ

2児と2匹の父。映画と音楽をこよなく愛する、平成生まれのおばあちゃん子ドラマー。

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【祝・来日】完全復活したSUM 41がやってくる!【パンクとメタルの奇跡の融合】

 

 

2020年のライブ初めはこいつらで決まり、SUM41待望の来日です。

 

 

Still waitingし続けた、想いの丈を込めてSUM41の紹介をしていきましょう。

 

 

 

それでは、レッゴー!

 

 

 

 

 

 

 

 

SUM41って?

 

 

 

まずは簡単なバンド紹介。

 

 

 


メンバー

 

 

Vo/Gt.Deryck Whibley(デリック・ウィブリー)

 

絵に描いたようなパンクキッズな外見とは裏腹に、実は内向的。

 

特徴的な歌声で、なにを歌ってもSUM41になる。

 

 


Gt.Dave Baksh (デイヴ・バクシュ)

 

メタル大好き人間ぷりが災いして、2006年に脱退するも2015年に復帰。

 

声域が広い。

 

 


Ba.Jason McCaslin(ジェイソン・マクキャスリン)

 

 

曲の合間に、シャウトぽいコーラスをしているのはこの方。

 

 

ちょっとシド・ヴィシャスぽい見た目をしている。

 

 

 

Gt/Key.Tom Thacker(トム・タッカー)

 

 

デイヴ脱退後に加入するも、復帰と共に空気になってしまった。

 

でも、この人のおかげでデリックが歌に専念できたり、キーボードで厚みが出たりしているわけである。

 

 

 

Dr. Frank Zummo(フランク・ズーモ)

 

2015年に加入。

 

 

見た目と叩き方が完全にTravis barkerだったので、blink182に憧れて始めた年代の人かと思い、「えらい若いドラマーが入ったんやなー」と筆者は盛大に勘違いしていた。

 

 

前任とは違うタイプのドラマーだけど、こちらも上手い。

 

 


元メンバー

 

 

Dr. Steve Jocz(スティーヴ・ジョクス)

 

某元CEOとよく似た名前を持つドラマー。

 

 

SUM41のボケ担当、ラップやメインボーカルを取る曲もあった。

 

 

派手なフレーズは多用しないが、基本がしっかりしており、ドラムの腕はかなりのもの。

 

 

2013年脱退。

 

 

 

 

 


はじまりはwarped tour

 

 

 

1996年に結成され、2000年EP『Half Hour of Power』でデビュー。

 

Half Hour of Power

しかし、なんとダサいジャケや・・・

 

 

 

夏休みの41日目に行ったwarped tourをキッカケにバンド結成、というなんとも青春全開なエピソードです。

 

 

 

 

2001年には、1st album『All Killer No Filler』で頭角を表します。

 

All Killer No Filler

 

 

 

そして、パンクとメタルの美味しいとこどり、という中高生好みのサウンドを武器に、2002年発売の2nd album『Does This Look Infected?』であっという間に世界制覇を成し遂げます。

 

Does This Look Infected?

 

 

本当にこの頃のSUM41とデリックはカッコ良かったよな。

 

 

 

 

 


転換期、そして・・・

 

 

 

 

2004年には、さらにメタル色を強めた3rd album『Chuck』をリリース。

 

 

チャック

 

 

2ndに負けずとも劣らない作品でした。

 

 

メタルが好きな人はこっちのが好みかもしれませんね。それMETALLICAのBatteryやろ!っていう曲も入ってますし。(Tr6. The Bitter End)

 

 

 

 

このまま突き進んでいくかと思われたSUM41ですが、ここにきてGtのデイヴが脱退してしまいます。

 

 

 

 

当時のコメントによると、以前からグループへの興味を失っており、『Chuck』でもギターソロ以外は深く関わっていなかった、純粋なメタルバンドでの活動を行いたいとのこと。

 

 

 

メンバーは、デイヴの意思を尊重しますが、デイブが楽しめるように曲を作っていたので肩の荷が降りた、という若干問題発言ぽいデリックのコメントも。

 

 

 

 

 


そして2007年、3ピースとなったSUM41は4th album『Underclass Hero』を発表します。

 

アンダークラス・ヒーロー リミテッド・エディション(DVD付)

 

 

しかし、これが賛否両論。

 

 

 

 

 

というかむしろ、否が大半。

 

 

 

 

 

今になって考えれば、初期のころのようなポップパンク路線に戻っただけで、良いアルバムなのですが、当時はまったく受け入れられない人が続出しました。

 

かくいう私もその1人です。

 

 

 

 

一般的に知られるSUM41はだいたいこのアルバムまで。

 

 

 

次の『Screaming Bloody Murder』が出る頃には、デリックはアル中になってしまい、バンドもろとも「あの人は今・・・」状態となってしまったのでした。

 

 

 

Screaming Bloody Murder

 

 

 

良いアルバムなのかもしれませんが、落ち目といっても差し支えない状態で、グラミーにノミネートされたのは本当に謎。

 

 

 

グラミーの選考委員って昔からセンスが疑われる。

 

 

 

 

 


SUM41復活

 

 

その後も、パンクスプリングでのライブが悪い意味で評判になってしまい、2013年には名物キャラクターだったDrのスティーブが脱退。

 

 

 

壊滅状態だったバンドに、さらにデリックのアル中は加速し、ついにはアルコールの過剰摂取により入院するという事態に。

 

 

あと一杯でも飲んでいたら死んでいた、という状態まできていたようです。

 

 

 

 

もう俺たちのSUM41もここまでや・・・

 

 

 

 


と思いきや、ここからデリックは周りのミュージシャン、なにより婚約者のアリアナ・クーパーのサポートのもと、不死鳥のようにカムバックします。

 

 

 

かつてのようにスッキリとしたお姿になり、アリアナとの再婚も果たしました。

 

 

 

 

そもそも、アヴリルとの結婚が間違いやったんや・・・(いやアヴリルは好きですよ)

 

 

 

追い風が吹くように、デイヴがまさかの復帰。

 

 

 

そして、先行公開される『Fake My Own Death』


俺たちのSUM41が帰ってきた!と喜びの声を上げる人が続出しました。

 

 

 

 

その後、復活作となる『13 Voices』を経て、

 

 

13 Voices【国内盤対訳付き】

 

 

 

 

2019年に7th album『Order In Decline』を発売し、今日に至るというわけです。

 

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SUM41〜おすすめ曲〜

 

 

 

Still waiting

 

 

 

 

 

 


まずはこれ。

 

 

この曲でSUMを知った方も多いのでは?

 

 

世界制覇を成し遂げたナンバー。

 

 

 

Fat lip

 

 

 


ラップも入ってごちゃ混ぜ感がすごい。

 

 

MVのおふざけ具合もグッド。

 

 

 

 


Make No difference

 

 

 

 

演奏と音質の荒さに加えて、イントロのリフが青春全開。

 

 

20年近くたった今でも、色あせぬポップパンクソングです。

 

 

 

In too deep

 

 

 

イントロで飛び跳ねたい。

 

 

若さ溢れるナンバー。

 

 

 

 

No reason

 

 

 

前トラックの静かなイントロからの激しい展開は、彼らが敬愛するMETALLICAを彷彿とさせます。

 

個人的には、一時期狂ったように聴いていたことがあります。

 

 

ライブでの重厚なコーラスワークは必見。

 

 

 

 

 

The hell song

 

 

 


聴き始めたころは、Still waiting派だったのですが、年々こっちの方が好きになっています。

 

 

最近のライブでは、1発目を飾ることが多いですね。

 

 

 

 

 

Pieces

 

 

『Chuck』からチラホラ増え出したバラードナンバー。

 

 

エモさがグッドです。

 

 

 

 


Fake my own death

 

 

 

まさに復活の一撃。

 

 

SUMの持ち曲の中でも、トップクラスに攻撃的なイントロでノックアウト。

 

 

 

 

 

 

Screaming bloody murder

 

 

 

暗い曲が多い『Screaming bloody murder』からは、タイトルナンバーを。

 

 

いわゆるスルメ曲だと思います。

 

 

 

Walking Disaster

 

 

せつないエモいナンバー。

 

 

このアルバムは全体的に色んな音が入っていたり、ちょっとエモい雰囲気だったり、blink182のセルフタイトルアルバムを意識したのかな?と思います。

 

 

後にも先にも、この時のSUMにしか出せない感じです。

 

 

 

 

Over my head

 

 

 

 

昔のライブは、この曲はじまりが定番でした。

 

 

メタリックなリフがかっこよい、疾走感あふれるナンバー。

 

 

 

 


We're all to blame

 

 

 

メタルメタルしていて、バチバチに攻撃的。

 

 

ライブでは、デリック主導のもとsacrifice!!を観客全員で叫ぶのが定番です。

 

 

映画『ゴジラ FINAL WARS』の挿入歌に起用されました。

 

 

 

 

Underclass hero

 

 

 

 

なんかFat lipを今風にアレンジしました、みたいな感じです。

 

 

SUMのポップセンスが炸裂している。

 

 

 

 

out for blood

 

 

 

イントロからアグレッシブ。

 

 

特にメロディーがSUM節炸裂!と言う感じがしますね。

 

 

最新作からのリードトラック。

 

 

 

 

まとめ

 

 

どのアルバムにもキラーチューンが入っているのが、SUM41の魅力です。

 

 

ライブでは、こういったキラーチューンが連続して押し寄せ、休憩する暇がありまへん。

 

 

完全復活を遂げたSUM41に今後も注目です。