ドラムを知らむ

2児と2匹の父。映画と音楽をこよなく愛する、平成生まれのおばあちゃん子ドラマー。

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【ブチギレバンド復活】RAGE AGAINST THE MACHINE再・再結成!【来日しとくれ】

 

 

反戦・反政府・反体制、最強のブチギレバンドRAGE AGAINST THE MACHINEがまさかの復活です。

 

 

ここ日本でも「No more lies」してくれることを願い、おすすめ曲を紹介していきます。

 

 

 

 

それでは、レッゴー!

 

 

 

 

 

 

 


RAGE AGAINST THE MACHINE

 

RAGE AGAINST THE MACHINEは、1991年に結成。

 

 

CDデビュー前のライブがYouTubeに公開されています。

 

 

 

 

 

まったく、ブレていない。

 

 

 

 

 

野外のイベント?みたいな感じなんですかね?

 

 

 

最初、全然観客おらんのに引き寄せられるかのように増えていくのがかっこいい。

 

 

 

『Killing In The Name』がインストだったり、他の曲も、細かいところが違っていたりして面白いです。

 

 

 

 

 

あぁその場におった人がうらやましい・・・

 

 

 

 

 

そしてこの後、ラップとゴリゴリでハードなリフを基盤に、90年代のロックシーンを切り裂きまくりました。

 

 

 


単に「レイジやべー!」に留まらず、その強いメッセージ性で政治に無関心なワタクシみたいな人種にも、関心を向けさせたスゴいバンドです。(語彙力)

 

 

 

 

 


メンバー

 


Vo. Zack de la Rocha(ザック・デ・ラ・ロッチャ)

 

 

政治色バリバリなチカーノ壁画家である父と反戦活動家の母の元に生まれます。言ってみれば、反戦・反体制のエリートのような感じ。

 

 

 

Gt. Thomas "Tom" Baptiste Morello(通称 トム・モレロ)

 


ハーバード大を主席で卒業し、リベラル派議員の秘書を務めるが、思想で対立し解雇。
と、これまたヤバイ経歴の持ち主。

 

 

そして、どうやって音を出しているのかわからないギタープレイもヤバイ。

 

 

 

 

 

Ba. Tim Commerford(ティム・コマーフォード)

 


縁の下の力持ちを地でいくベーシスト。

 

 

なにげにセンスの塊で、この人あってのRATMな気がします。

 

 

 

Tシャツの上にタンクトップを着ているのかと思いきや、和彫の刺青でした。

 

 

 

 

 

Dr. Brad Wilk(ブラッド・ウィルク)

 

 


めちゃくちゃパワフル。タメにタメまくるドラマー。ややもするとモタる寸前な時もあるけど、逆にそれが緊張感につながっています。たまらん。

 

 

 

なんか寡黙で良い人そう。(勝手なイメージです)

 

 

 

 

 


RAGE AGAINST THE MACHINEの『RAGE AGAINST THE MACHINE

 

 

RAGE AGAINST THE MACHINE

 

 

 

 

原点にして頂点。1992年発売の1st albumです。

 

 

 

 

英語で言ってる内容はわからんでも、『なにか』に対してブチギレまくってるのだけはよくわかる。

 

 

 

 

メッセージの強いラップだけじゃなくて、変態的なギターに重いリズム隊、とサウンド的にも衝撃的。

 

 

 

 

ジャケットは、仏教徒に対する高圧的な政策に抗議するため、焼身自殺したベトナムの僧侶ティック・クアン・ドック氏です。

 

 

 

こちらも衝撃的。

 

 

 

 

 


Bombtrack

 

 

 

 

 

 

 

怒り狂ったラップとヘビーなグルーヴ。

 

 

ただそれだけで、ノックアウト。

 

 

あいさつがわりには十分すぎる。

 

まさに歴史的な1曲。

 

 

タイトルは「爆弾級の曲」「最高の曲」を意味しています。

 

 

 

 

 

Killing In The Name

 

 

 

 

 

タモリ倶楽部空耳アワーでもお馴染み。

 

 

ただ、歌詞の内容は「警察のバッジをつけた白人は殺しが正当化されるのか。どのような大義名分があっても、殺しは殺しだ。ヤツらの言いなりになるな。」とこちらに訴えかけ、考えさせられる内容になっています。

 

 

 

 

 

 

 

Take The Power Back

 

 

 

 

カッコよすぎるスラップベースで始まる。

 

内容は、学校教育への批判。

 

 

偏った知識を覚え込まされた国民に向けて、力を取り戻せと叫びます。

 

 

これ以上ウソはいらない。

 

 

 

 

 


Know Your Enemy

 

 

 

 

 

 

リフ、リフ、リフ。最強のリフ3連発。

 

 

 

無知こそ最大の罪。

 

お前の敵を知れ。

 

 

 

 

 

 

 

 


Evil Empire

 

 

 

EVIL EMPIRE

 

 

1996年発売 2nd album。

 

 

前作から4年、メタル色が薄まり、ファンクぽくなった今作。

 

 

個人的にはセッションの延長線上で作ったのかな?という感じがしています。

 

 

 

 

とはいえ、相変わらず怒りのパワーは炸裂。

 

 

 

 

 

 


People Of The Sun

 

 

 

 

うにょうにょうにょ うにょうにょうにょ
とのっけからどうやって出しているのかわからないギターで幕を開け、重いドラム、うねるベース、そして最後に登場するは怒りのラップ。

 

 

 

はい、これも名盤確定です。

 

 

歌詞にファンクっていうフレーズが登場しているので、本人たち的にも意識してるのかも。

 

 

 

 

 

 


Bulls On Parade

 

 

 

ワウが効果的なヘビネスナンバー。

 

 

 

Rally ‘round the family with a pocket full of shells

 

「ヤツらは同類で集まる。ポケットに弾薬を詰め込んで」

 

 

 

マザーグースの一節の改変。

 

 

Vo.ザックの引き出しの多さが見てとれます。

 

 

 

 

 

 

Tire Me

 

 

 

 

 

RATM随一の突進力をもつナンバー。

 

 

うねりまくるベースに、身体がいうことを効かなくなります。

 

 

 

 

 

 


The Battle Of Los Angeles

 

 

The Battle Of Los Angeles [Explicit]

 

99年発売の3rd album。

 

今のところ、彼ら最後のオリジナルアルバム。

 

 

発売直後にアメリカ合衆国当局の要注意著作物の仲間入りを果たし、さらに9.11テロの後にはRATMの全曲がラジオ放送自粛される、と名誉(?)を受けました。

 

 

 

ていうかRATMがリリースしていた時期って90年代だけなんやな・・・

 

 

 

 

 


Testify

 

 

 

 

 

前回の復活ライブで1発目に披露されました。

 

 

そういう意味では、RATM自身にとっても特別なナンバーなのかもしれません。

 


Now testify!
Now testify!
It’s right outside your door, now testify!
Now testify, it’s right outside our door!

 

ドアの外で証言しろ。=おかしなことに対して声をあげろ、と自分は解釈しています。

 

 

 

 

 

 

Guerrilla Radio

 

 

 

 

 

 

Guerrilla(ゲリラ)とは、不正規な戦闘を行う小規模部隊。

 

 

Radioは、言わずもがなラジオ。

 

 

ラジオに流れる音楽を通して、戦いを続けてきたRATMにピッタリなナンバー。

 

 

 

『PRIDE』のテーマソングとして、格闘技ファンにもお馴染みです。

 

 

 

 

 


Sleep Now In The Fire

 

 

 

 

 

 

ニューヨークの証券取引所の前で、無許可ライブを行い、最後には連行されていくMVが衝撃的。(監督はボウリング・フォー・コロンバインで知られるマイケル・ムーア)

 

 

イントロのギターリフには、そのままユニゾンしがちですが、あえて少しズラしたベースを弾くティムがステキ。

 

 

 

 

 

 

 

 

Renegades

 

 

 

Renegades [Explicit]

 

 

2000年発売。まさかまさかのカヴァーアルバム。

 

 

しかし、RATMらしさ全開。

 

 

 

完全に自分たちのものにしています。

 

 

 

 


Kick out the jams

 

 

原曲は、MC5

 

 

特別RATMがハードにカヴァーしているのかと思いきや、原曲も結構ハード。

 

 

1969年という年代のことを考えれば、異常なナンバーです。(ホメテマス)

 

 

 

 

 

 


How I could just kill a man

 

 

 

原曲は、Cypress Hill

 

 

ライブでのコラボがカッコよい。

 

 

 

 


Street fighting man

 

 

 

原曲は、The Rolling Stones

 

 

 

原曲の崩しっぷりが見事。

 

 

 

 

 

 


まとめ

 

 

まさに時代が求めた再・再結成。

 

 

ある意味では、RATMが必要とされる=荒れている、不満が溜まっているのかも。

 

 

 

個人的には、前回の再結成での来日時、2階の指定席で観てしまい、歯がゆい思いをしたので、次回はアリーナで暴れ散らしたいところです。