豊田 利晃監督逮捕、もう作品の規制はやめようぜって話。
豊田 利晃監督が逮捕されましたね〜。
『青い春』や『蘇りの血』、音楽ユニットTWIN TAILなどで、THEE MICHELLE GUN ELEPHANTやBlankey Jet Cityのファンにはお馴染みかと思います。
今回は、ちょっくら豊田監督について書いてみました。
それでは、レッゴー!
豊田 利晃監督とは?
将棋棋士を目指し、関西奨励会に在籍した経験をお待ちのようです。まったく知りませんでした。
アウトローな作品を得意とし、その才能は高く評価されていましたが、2005年8月に『覚せい剤所持』の疑いで逮捕、有罪判決を受けてしまいます。
その後、謹慎となり2009年に待望の復帰作『蘇りの血』が公開。
ROVOの勝井祐二、元Blankey Jet Cityの中村 達也・照井 利幸らと共に音楽ユニット『TWIN TAIL』を結成したり、『クローズEXPLODE』の監督を担当したりして順調な雰囲気だったんです。
しかし、先日(2019年4月18日)『銃刀法違反』の容疑で現行犯逮捕されてしまいました。
アウトローなのは作品ではなく、本人だったという結末です。
許されてほしいぜ、まったく。
青い春
わたくし的に、豊田 利晃といえば『青い春』なんですよね。
ミッシェルの曲がふんだんに使われ、見どころ・聴きどころ満載です。
青春って痛かったり、弱かったりするもんですが、それを的確に描いた作品だと思います。
特に印象的なシーンは、甲子園出場の夢を絶たれた木村がヤクザに入門するところ。
バックに使われている、ミッシェルの『赤毛のケリー』のカッコよさと木村の切なさがマッチして、なんともいえない雰囲気になっております。
新井 浩文も良い演技を見せるのに追放やろか・・・
蘇りの血
『青い春』ですっかり豊田監督のファンになってしまい、しかも大好きな中村 達也が主演ということで観るっきゃない!というテンションだった『蘇りの血』です。
レンタルでも見当たらず、DVDを購入しました。ええ購入しました。
ワクワクの気分で、再生ボタンを押したぼくでしたが・・・
まったく意味がわからない
どうみても意味がわかりません、本当にありがとうございました。
TWIN TAILの長い長いMVって感じなんですよね。(そういや、最近PVって言わないのなんでなん?)
ストーリーがあるのかないのか、たぶん音楽を楽しむ映画なんですね。きっとそう。
あ、これも新井 浩文出てるやん。
MV撮影も
ASIAN KUNG-FU GENERATIONやART-SCHOOLなどのMVも監督しました。
不思議でイマイチ意味がわからない、でもカッコいいMVばかりです。
ロックバンドとの相性が抜群なように思います。
- アーティスト: ASIAN KUNG-FU GENERATION
- 出版社/メーカー: Ki/oon Music Inc.
- 発売日: 2014/04/01
- メディア: MP3 ダウンロード
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まとめ
2度目の逮捕、ということもあり復帰は絶望的ともいえますが、そこは寛大な目で見ていただきたいと思います。
また、怖いのが作品をお蔵入りにしてしまうこと。
いくら監督が法に触れていても、作品の持つ輝きにはまったく関係ないと思うんですよね。
なんでもなんでも規制してしまう、今の風潮はどうかなーと思うわけですよ。
気分を害するなら観なければいい話だしね。