ドラムを知らむ

2児と2匹の父。映画と音楽をこよなく愛する、平成生まれのおばあちゃん子ドラマー。

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祝来日!The Get Up Kids(ザ ゲットアップ キッズ)〜エモいとはこういう時に使うのだよ〜

2019年10月、90年代最強のエモバンドThe Get Up Kidsが約8年ぶりの来日を果たしますね。

 

東京公演はあっという間にソールドアウト、とまさにオッサンホイホイな状態であります。

 

この記事では、The Get Up Kidsがいかに素晴らしいバンドであるかを紹介したいと思います。

 

 

それでは、レッゴー!

 

 


1st album『Four Minute Mile』

 

Four Minute Mile

記念すべきデビューアルバム。

 

正直、音は悪いし、演奏もヘロヘロ。

しかし、尋常じゃない疾走感と曲のクオリティ。

 

完全にバンドの基礎となるべきものが出来上がっていますね。

 

制作当時メンバーは学生だっていうんだから驚きです。

 

おすすめ曲

Tr1『Coming Clean』

Tr2『Don't Hate Me』

Tr9『No Love』

 


2nd album『Something to Write Home About』

 

Something to Write Home About

通称:ロボジャケ。

 

1曲目『Holiday』のイントロを聴いたとき、私は確信しました。

 

「これ、ええやつや」と。

 

 

その後も、キラーチューンばかりが並べられ、捨て曲一切なし。

 

 

特に、メロディーと歌詞が完璧にリンクしたTr11『Close to home』は必聴です。

 

Bメロの〜Hitsで音が上がるのが良いんだな〜。

 

 

演奏も1stの頃とは比較にならんぐらいに向上し、もはや別のバンドといってもいいぐらいのレベルに。

とはいえ、根底にあるメロディーやエモさは変わらないんだなと思うばかりです。

 

おすすめ曲

全曲、と言いたいところだが・・・

Tr1『Holiday』

Tr2『Action And Action』

Tr4『Red Letter Day』

Tr11『Close To Home』

 


EP『Kicker』

 

キッカー

 

その後は『On a Wire』『Guilt Show』を発表し、残念ながら2005年に解散してしまう彼ら。

 

 

しかし、2nd albumの10周年を記念し、待望の再結成を果たします。

 

2011年には復活作、『There Are Rules』を発売・・・

したものの、あんまりパッとせず、The Get Up Kidsも過去のバンドか・・・と思わさせておいてからの『Kicker』ですよ!

 

先行で公開された『Maybe』を始め、全4曲ハズレなし。

とりわけ、『I'm sorry』が疾走感と美メロのカタマリで大好きですね。

 

ぜひ、ライブで聴きたい1曲です。

 

おすすめ曲

4曲しか入ってないから全部だよ

 


5th album『Problems』

Problems

 

EP『Kicker』発表から約1年が経ち、アルバムはまだか?という気持ちさえ薄れかけていたころ、ついに新譜が発売になりました。


これが・・・


すばらしい!!

 

 

Tr1『Satellite』はアコースティックで始まり、「あ、そういう系なんね」と思わさせておいてからのオクターブフレーズですよ。

今後、『Holiday』クラスのアンセムとなりそうな予感です。

 

 

全体的にも疾走感のカタマリで、2ndの頃のような雰囲気。


後半の『Symphory Of Silence』も超かっこいいーです。

 

The Get Up Kidsは決まって後半に強烈なキラーチューンを持ってくるんですよね。

おすすめ曲

Tr1『Satellite』

Tr2『The Problem Is Me』

Tr10『Symphory Of Silence』

 

完全復活をアピールする作品なのではないでしょうか。

 

 

ドラマー的には?

 

The Get Up Kidsのドラマーは、Ryan Pope(ライアン・ホープ)です。

 

まーなんせ足がよく動く動く。

でも、メタルやフュージョン系みたいなキックじゃなくて、足で唄ってるみたいな感じなんですよね。

 

 

全体的にも特別テクニカルなことはしていませんが、彼独特の間合いを持ち、なんか良い・・・タイプのドラマーです。

 

普通にリズムを刻んでいるときでも、ドラムが唄っていて、聴いていて楽しく、凝ったリズムパターンも得意。

 

 

スネアとハットのハーフオープンの音色も素晴らしいです。

 

 

(恐らく)左利きということもあってオープンハンドスタイルの見た目も異端児ぽくてカッコいい・・・

 

 

まとめ

 

10月の来日公演は、東京がすでにソールドアウト、大阪も恐らく完売することが予想されます。

 

 

開始時間的にO.Aは無しで、100分程度のステージかな?

 

がんがん曲を演る姿を観て燃え尽きたいところです。