ドラムを知らむ

2児と2匹の父。映画と音楽をこよなく愛する、平成生まれのおばあちゃん子ドラマー。

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サマソニ16日大阪は、キャンセル祭り &長蛇の列で地獄だった?の巻

 

今年もやってきました、サマーソニック2019です。

 

 

記念すべき20周年、ということで豪華なラインナップでの3日間開催となり、大阪では数年ぶり?のソールドアウトでした。

 

 

しかし、こういうときにやらかしてくれるのが大阪サマソニなんですよ・・・

 

 

 

それでは、レッゴー!

 

 

 

 

 

サマーソニック2019 大阪 16日のメンツがヤバかった(過去形)

 

 

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当初の予定ではこんな感じ。

 

 

どこで休憩しよか、とか悩む豪華なメンツ。

 

 

 

 

ですが、前日には台風が襲来し、これは中止もあるかもな・・・と心配していたのです。 

 

 

 

しかし、公式サイトで「台風が去り次第、深夜、ないしは朝から設営がんばって間に合わせるぞ!」みたいな頼れる発表がありました。(今見たら内容が変わってたぞ・・・どういうことや・・・)

 

 

 

 

これは期待できる!と車で意気揚々と出発したわけです。

 

 

 

 

The Interruptersを聴きながらの旅路は快調で、夢洲の駐車場が近づくにつれ渋滞に。

 

 

 

まぁこれは想定範囲内といえば、範囲内。

 

 

 

だったのですが、進み方が普段より悪い。

 


そして、徐々に見えてくる長蛇の人列。

 

 

気づいたことは・・・

 

 

 

 

あれもしかして、駐車場から会場までの送迎バスじゃね?

 

 

 

これは並んでたらキリがないと判断し、会場まで歩く決断をしました。

 

 

 

実際のところ、歩いて30分足らずだったのでこの判断は正解でした。(バスなら2時間以上かかったようです)

 

 

 

 

 

結局miletは見逃したワタシに待っていたのは、設営間に合わずでThe Interruptersキャンセルの知らせ。

 

 

一番楽しみにしておったのだが、まぁしょうがないか・・・

 

 

 

 

とりあえず、Zebraheadまでソニックで涼もうかと思ったワタシの目に飛び込んできたのは、また長蛇の列。

 

 

 

 

てっきりソニックへの列と勘違いし、ホワイトマッシブに向かうことにしました。(あれ物販の列やったみたいですね)

 

 

 


TEAM SHACHI

まったく前情報なし。

 

 

 

リハをぼーっと見ながら、ドラムTotalfatBuntaにそっくりやなーとか思っていたら、Buntaその人でした。

 

 

 

さらに、Gtはビークルヒダカトオル

 

 


どおりでリハから観客の反応が良いわけや。

 

 

 

アイドル系って意外と演奏がガチやから面白かったりする。

 

 

 

 

オーシャンどななってんねん期

 

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設営は終わったかなーとサイトをチェックすると、今度はZebraheadキャンセルのお知らせが。

 

 

 

しかも、オーシャンはレッチリまでアウトみたいな情報も・・・

 

 

 

とりあえず、オーシャンに様子を見に行ってみるとこんな感じでした。

 

 

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「トラック止まってるし、アカンのちゃうんか・・・」
「でもキャンセルが発表されてないし、もしかしたら10-FEET観れるかも・・・」

 

 

と意味もわからんまま、長蛇の列に加わることに。

 

 

30分ほど並びましたが、まったく進まずであきらめて、ソニックステージへ。

 

 

 


indigo la End

 

ゲスの極み乙女川谷絵音がやってるバンド、っていう認識ぐらいでなにも知りませんでしたが、カッコよかったすね。

 

 

超アウェイなことを本人達もわかっていたでしょうし、周りで「〇〇がキャンセルなったからおるだけや」と心無い人もいましたが、堂々と演っていました。

 

 

 

「観たくないでしょうけど(笑)」と自虐気味なMCもナイスでした。

 

 

 

歌もうまいし、そりゃモテるでしょう(意味深)

 

 

 

 

木村カエラ

 

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ここにきて、わりと馴染みがあるアーティストです。アルバムScratchめっちゃ聴きましたねー。

 

 

しょっぱなからリルラリルハで、文化祭で演ったなーと目頭が熱くなりました。

 

 

その後も名曲の連発。

 

 


元モデルだからってイロモノ扱い・毛嫌いする人はもったいないです。

 

 

 

 

ほんで、バックバンドが超豪華。

 

 

 

リズム隊は、ハマ・オカモトオカモトレイジ

 

 

キーボードは元コーネリアス、現Losalios堀江 博久。

 

ギターには同じく、Losaliosアイゴン、という布陣でした。

 

 

 

 

最後まで観たかったのですが、Rancidの時間が近づいてきたので、オーシャンへ。

 

 

 


Rancid

 


開場はしているものの、絶賛設営中でした。

 

 

 

とりあえず、待機することにしましたが、30分ほど経ってもなんのアナウンスもないし、「もう帰ろかな・・・」と思ったその時です。

 

 

 

アンプが搬入され、もうちょいでRancidやります。のアナウンスが。

 

 

良い判断です。


Rancidキャンセルにしてたら、パンクスが暴徒化していたでしょう。笑

 

 

 

 

 

16:30、オーシャンステージがついにスタートです。

 

 

 

 

 

SET LIST

01. Roots Radicals
02. Radio

03. Journy to the End of the East Bay

04. Maxwell Murder
05. The 11th Hour
06. East Bay Night
07. Dead Bodies
08. Ghost of a Chance
09. Telegraph Avenue
10. Old Friend
11. Fall Back Down
12. Time Bomb
13. Ruby Soho 

 

 


最初から最後まで最高でしたね。

 

 

Man with a missionRadwimps待ちがいて、反応が良くないところもあったそうですが、ワタシがいたところでは凄まじいモッシュの嵐

 

 

 

でも、一線を越えず助け合いの精神がそこにはありました。

 

 

やっぱりパンクスは最高です。

 

 

 

Fall Back Downは一生忘れられません。

 

 

 

 


Man with a mission

 

SEにBad religionが鳴り響くと、狼軍団の登場です。

 

 

 

みんなガウーみたいなポーズするんですね。

 

初見だったんで、ちょっと恥ずかしくなりました。笑

 

 

 

SET LIST

01. Emotions

02. Out of Control
feat. Zebrahead

03. Take Me Under
04. Raise Your Flag
05. Remember Me

06. database
feat. TAKUMA from 10-FEET

07. FLY AGAIN 2019

 

 

 


にわかファンですが、Zebraheadマッティやアリ、10-FEETのタクマが乱入したり、知ってる曲ばっかやったりで非常に楽しかったです。

 

 

 

楽しさ、だけでいえばMVPですね。

 

 

 

Remember meが風景に激ハマりでエモカッタ。

 

 

 

Radwimps


当初の予定では、マウンテンのBring Me The Horizonに行くところですが、歩き疲れたのとレッチリ前の方で観たかったので、オーシャンに残ることに。

 

 

 

思ってたよりもライブバンドで、線の細い印象だったCDより歌うまっ!って感じでした。

 

 

 

1番知名度があるであろう、前々前世をやらない、ということに自信を感じましたね。

 

 

それよりも『ふたりごと』が聴けなかったことが残念。

 

 

 

Red Hot Chili Peppers


いよいよ大ボス。レッチリです。

 

 

映像関係のトラブルがあったようで、まだかな、まだまだかな、と待ちくたびれていると暗転。

 

 

お馴染みのセッションからのCan't Stopです。

 

 

 

グルーヴがエグい。あれで身体動かん人おらんやろってレベルです。

 

 

 

 

 

SET LIST

01. Can’t Stop
02. Zephyr Song
03. Dark Necessities
04. Snow
05. I wanna be your dog
06. Right On Time
07. Californication
08. Suck My Kiss
09. Soul to Squeeze
10. By the Way

 

Encore

11. Give It Away

 

 

 

 

ベスト版しか入ってないSoul to squeezeには驚きました。

 

久々すぎてなんの曲かわからんかったぐらい(めっちゃええ曲)

 

 

 

アンソニーが風邪っぽい声で、調子悪そうでしたが、そのぶんセッションが多くてそれはそれでアリでした。

 

 

 

 

 

特にチャドのドラムが別次元。

 

 

バンドを推し進めるというか、後ろから蹴飛ばしているというか。

 

ちょっとジョシュ押されぎみだったかも。

 

 

 

 

 

 

ドラムが鳴り切ってる、とはあのことを言うんだなというパワフルさでした。

 

 

 

 

 

あとは、調子悪いとはいえ、このメンツに負けないアンソニーもすげえーなと。

 

 

 

 

 

 


やっぱり世界最高クラスのロックバンドでやんした。

 

 

 

 

 

 

残念な点は、トラブル続きの影響で演奏時間が短かったこと。

 

 

 

Under The BridgeやAround The World、Scar TissueにOthersideも聴けませんでした。

 

 

 

 

もっかいワンマンで観たい。

 

 

 


運営のグダグダぷりが目立った

 

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キャンセル祭り

 

 

 

正直、大阪サマソニの運営のグダグダさは慣れっこなのですが、今年は特にヒドかった気がします。

 

 

 

 

 

 

電車で来た人は、駅からの送迎バス待ちで2時間待ち。さらに、そっからの渋滞で1時間弱かかった人もいたみたい。

 

 

 

車も前述の通り、駐車場から会場までの送迎バスが長蛇の列。

 

 

 

 

 

ソールド公演にもかかわらず、なにもかもまったく対応が間に合ってなかった印象です。

 

 

 

自分は物販あんま買わない人なんで、影響なかったですが、物販所が開いたのがお昼過ぎ。

 

 

 

 

 

 

4時間並んでようやくグッズが買える、みたいな状態だったようです。

 

 

 

 

 

 

台風直撃後なんで、設営の遅れや色んな不具合があるのはしょうがないですが、もっとアナウンスしてほしかったですよね。

 

 

 

今どういう状態なのかわからないし、サマソニ公式よりもバンド側の発表の方が早いのでは話になりません。

 

 

 

 

 

 

あと、謎の列がいたるところにできてたので、スタッフ配置するとかしてほしかったです。

 

 

 

 

さらにさらに、駐車場はブロック分けを熱望。

 

 

 

足元は田んぼ、灯りもなく真っ暗の状態で、車を探し回るはめになり、靴がドロドロになりました。

 

 

 

 

 

サマソニ大阪はRadioheadがヘッドライナーを務めた年でもやらかしており、その時は帰宅難民が大量に発生。

 

 

 

 

チケットが売れ、サマソニの魅力をアピールするタイミングで事を起こしがちです

 

 

 

 

 

出てるバンドで売れ行きが左右される=サマソニブランドが弱い。

 

 

 

 

 

ここがメンツが発表される前からチケットが売れるフジロックとの違い、なのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

とはいえ、西日本では外タレが観れる唯一のフェスです。

 

   

 

 

サマソニ大阪が無くなると、東京ないしフジロックしかないわけで、それは資金的にもキツイわけで。

 

 

 

 

 

出てるメンツは最高ですし、しんどくてもグダグダでも、終わってみれば毎年楽しかった思い出しかありません。

 

 

 

 

 

 

止めてしまえ!という声もありますが、今後も続けてほしいと切に願っております。

 

 

 

まとめ 


来年はオリンピック開催に伴い、サマソニはありません。

 

 

2年後の開催まで、しばしおあずけ。